大石内科クリニックでは管理栄養士が在籍し、外来患者・透析患者の栄養指導や料理教室を行っています。
管理栄養士の日々の業務をご紹介します。
・栄養指導
・料理教室
・透析患者さまの栄養指導
●栄養指導
糖尿病・腎臓病・脂質異常症など、各種栄養指導を医師の指示のもと、患者さまの食習慣や生活スタイルを伺いながら、その方にあった食事の摂りかたを、具体的に分かりやすくアドバイスできるようこころがけております。 また、食事療法が実行できるよう、栄養指導後の患者さまに声掛けを行い食事療法に対する不安や疑問などを伺っています。 
不定期ですが、待合室ロビーにて、管理栄養士の「糖尿病の食事療法や減塩について」の栄養ミニ講座を行っています。(参加自由、費用無料)
健康運動指導士の資格をもつ管理栄養士が「運動療法」についての情報をお届しています。
●料理教室
毎月、定期的に糖尿病・腎不全・透析食の料理教室を行っています。季節の食材を利用し、家庭での食事作りに生かせるようなメニュー作りをこころがけています。
料理教室では、調理・試食だけでなく、食事療法の栄養ミニ講座も行っています。入院せずに治療食の体験ができ、食事療法の「実践」が学べます。参加ご希望の方は、スタッフに声をかけて下さい。
  
待合室ロビーに、料理教室で作ったレシピを掲示していますので、レシピ希望の方はスタッフに声をかけて下さい。ホームページからダウンロードもできます。
2014年3月に、新たに、糖尿病、コレステロール、中性脂肪、体重が気になる方のための料理教室「男性向けの料理教室」を開催しました。
●透析患者さまの栄養指導
・毎日の食事について…
腎不全患者さんが血液透析を受けると、体内にたまっていたもの(尿素窒素や水分、塩分、カリウム、リン)が除去されて、ほとんど正常近くになります。しかし、次の透析までの飲食により、また次第にたまってきます。水分・塩分のたまりすぎは、肺に水がたまる「肺水腫」を起こし呼吸困難になることもあります。
また、1回あたりの透析量を多くしなければならなくなるため、体に無理がかかり透析中の副作用(血圧低下、吐き気)が起こりやすくなります。
また、カリウムのたまりすぎは、不整脈を起こして心臓マヒとなるので危険です。リンが過剰にたまると動脈硬化の原因となり、エネルギーのとりすぎは脂質異常症や動脈硬化を起こします。 合併症の無い透析生活を続けて行くためには食事療法は非常に大切であり、自己管理のうえで最も重要な位置を占めています
「ベッドサイド栄養指導」
管理栄養士がベッドサイドまで伺い、透析中に栄養指導が受けられます。また、実際に調理をされるご家族に対して、栄養指導室での栄養指導も行っています。
また、毎月GNRI(透析患者の栄養評価指標)を算出し、血液検査結果や体重などの変化をみながら、ベッドサイド訪問を行っています。食事に関してご不明な点やお困りの点がありましたら、お気軽にご相談ください。
「料理教室」
毎月2回定期的に、透析患者さまとそのご家族を対象に料理教室を行っています。料理教室では調理・試食だけでなく、毎回テーマをかえて「透析・栄養」についてのミニ講座を行っています。
患者さまやそのご家族の方同士が、一緒に調理をする内に自然と話ができて、楽しく・美味しい料理教室を行っています。
「腎不全栄養だより」
毎月、「透析・栄養」についてのテーマを設けて「腎不全栄養だより」を発行し、
患者様全員に配布し情報提供を行っています。透析室待合室にも掲示しています。
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